MENU

これで損しない!買ってはいけないコーヒーメーカーと失敗しないマシンの選び方


私はコーヒーが大好きで、毎朝欠かさず飲んでいます。コーヒーメーカーは毎日使うものだからこそ、失敗して後悔するのは避けたいところ。そんな私が実際にコーヒーメーカーを選ぶのに3ヶ月も悩んだんですよね。でも、そのおかげで失敗しないコーヒーメーカーの選び方がなんとなくわかるようになりました。

今回は、そんな私の実体験から学んだ「買ってはいけないコーヒーメーカー」について、そして失敗しないマシンの選び方についてお話ししたいと思います。これを読めばどんなコーヒーメーカーを選べばいいかなんとなく見えてくるはず。

これからコーヒーメーカーを購入しようと考えている方には、ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。

目次

買ってはいけないコーヒーメーカーの特徴

では実際どういうコーヒーメーカーが買ってはいけないコーヒーメーカーの特徴なのでしょうか?実際にあれこれ比較検討した中で個人的に引っかかったものに加え、周囲の話を聞いた上でいくつかまとめてみました。

人それぞれ選ぶポイントが若干変わってくると思うので、それも加味した上で見てもらえると嬉しいです。

タンクが取り外せず水を入れるのが面倒くさい

固定式の水タンクだと、水の補充や清掃が難しいことも結構多いはず。わざわざカップに入れて水を入れ、洗う時も拭き取り。これが結構めんどくさい。取り外し可能な水タンクのあるコーヒーメーカーがなんだかんだ便利です。

コーヒーメーカーの内部が手入れしにくい

パーツが多かったり分解が難しいコーヒーメーカーは手入れが相当面倒になりがち。特に、コーヒー豆の油分がこびりついたり、カビが発生しやすい部分は定期的に掃除する必要があります。水を使うので衛生面的にもその点は結構シビアになった方がいいかも。

自分に合っていないコーヒーメーカー

豆から挽いてほしいのか、粉からドリップして欲しいのか、カプセル式がいいのかを明確にしておくことが大切です。その辺を妥協してしまうと結果後悔するハメに……。

朝にささっと飲みたいのか外に持って行きたいのか、日中たくさん飲みたいのか。毎日一杯だけしか飲まないのか、たくさん飲みたいのか。自分の好みやライフスタイルに合わせてコーヒーメーカーを選ぶことで、コーヒー作りがストレスフリーになります。

抽出温度がぬるいもの

抽出されたコーヒーがぬるいと、結果マグカップに移してレンジでチンすることになります。

私がいろいろ比較検討していたときもレビューに「ぬるい」と書かれていたものが多数ありました。正直熱いかぬるいかは個人の判断によると思いますが、適切な抽出温度でコーヒーを楽しめるコーヒーメーカーを選ぶことで、おいしいコーヒーを簡単に作れます。

豆を自動計量してくれないもの(ミル付きのものに限る)

朝飲みたい時に豆を自分でいちいち毎度毎度量らなきゃいけないのが地味に手間。

これがあるかないかで使用頻度はかなり変わってくる印象です。正直いうと勝手に量ってほしい……。自動計量機能があると毎回の計量が不要になり、朝からかなり手軽にコーヒーを楽しめるようになります。こういうのって地味に大切。

失敗しないコーヒーメーカーの選び方

じゃあどんなものを選べば失敗しないの?って話ですよね。選ぶときに「これは欲しいな」と思って挙げて、実際に正解だったものを書いてみます。

手入れのしやすさ

どんなタイプでもとにかく「手入れしやすい」「洗いやすい」ものがおすすめです。取り外し可能なパーツがある場合は、その清掃が容易かどうかを確認しましょう。めんどくささが上回ると本当に使わなくなります……。

保温機能があるもの、または抽出温度が設定できるか温度が高めのもの

コーヒーの美味しさを引き出すためには適切な抽出温度が重要です。なので、保温機能があるか抽出温度を設定できる機能があるものがおすすめです。保温機能は無くてもいいかなと思っていましたが、実際に使ってみると朝忙しい時でもぬるくなりくく結構ありがたいです。

自分のライフスタイルに合ったタイプ

豆を挽くタイプ、粉を使うタイプ、カプセル式など、自分の好みや使い勝手に合わせて選びましょう。ここを妥協すると後から使わなくなること間違いなし……。カプセル式はコーヒーを楽しむ時間がストレスフリーになります。

自動洗浄機能が付いている(全自動の場合)

豆を挽いてくれるところから抽出まで行ってくれる全自動のモデルを選んだ場合、パーツが多い分洗うのが手間になります。なので可能であれば全自動洗浄機能がついているものが好ましいです。

きっちり自分の手で手入れしたい……という人ではない限り、手間がかかるかかからないかでコーヒーを飲むハードルが全く変わるので、個人的には結構大切なポイントかなと思いました。

とにかく求めているものを妥協しない

ミルが備わっていて欲しいのに「高いからいいや」で諦めると絶対に後悔します。これに限らず、自分の欲しい機能のうち「妥協できるもの・できないもの」は明確にしておくことをおすすめします。

ちなみに私はとにかく何もかも自動でやってほしかったので、3万円ほど出費しました。痛かったです。が、結果的に毎日使ってるので、妥協して使わなくなるより遥かに安い買い物をしたと思っています。

失敗しないコーヒーメーカーはこれ!

結論どのコーヒーメーカーを選べばいいの?って話ですよね。口コミや実際に調べた内容、周りの話からおすすめのコーヒーメーカーをいくつかピックアップしてみました。

全自動タイプのコーヒーメーカー

「時間のない朝でもひき立てが飲みたい」という人にもってこいなのがこれ。お値段は少々張りますが、自分で豆を挽かなくてもマシンが全部やってくれます。

シロカ 全自動コーヒーメーカー SC-A211

  • 豆を入れてスイッチを押すだけで豆を挽苦〜蒸らし工程まで自動で行う
  • メッシュフィルターを使用しており、コーヒー豆の油分まで抽出できコクが深い
  • 30分までの保温機能を搭載
  • サイズがかなりコンパクトで置き場に困らない
  • コーヒー豆とコーヒー粉どちらにも対応しており、ミル挽きは2段階から選べる

全自動と言ったらコレ!みたいな代表格のコーヒーメーカー・シロカのカフェばこ。

コンパクトながらも挽きたての豆でコーヒーを淹れることができる全自動コーヒーメーカーです。ペーパーフィルターではなくステンレスメッシュフィルターを使用しており、豆の油分ごと抽出しコク深いおいしさに仕上げます。かなりコンパクトで置き場に困らないサイズなのも嬉しいです。

どちらかというと挽きたてのコーヒーを手軽に楽しみたい方や、コーヒー豆の種類を変えて味わいたい方におすすめです。ただ、味にかなりこだわる人向けというよりも全自動の入門編という立ち位置に近いような気がします。ちなみにペーパーフィルターは使えないので注意。

ただ、全自動のコーヒーメーカーが1万円ちょっとで買えるので「とにかく朝手軽にコーヒーが飲みたいけど、ものすごくこだわるわけではない」という人におすすめ。

シロカ コーン式全自動コーヒーメーカー カフェばこPRO 

  • 豆・水の計量不要、挽きから抽出まで全自動
  • コーン式ミルで挽きムラを軽減し、豆の風味を最大限に引き出してくれる
  • 約94℃の高温と約84℃の低温の2つから抽出温度を選択可能
  • マグカップへの直接抽出機能、デカフェ専用コース、ミルのみモードを搭載
  • タイマー予約機能と30分までの保温機能、お手入れが容易な設計

シロカのカフェばこPROはコーン式ミルを搭載した全自動コーヒーメーカー。先ほど紹介したモデルの上位互換的存在です。こちらは豆と水の計量が不要で、スイッチひとつで全部やってくれます。

私はこちらを購入したのですが、自動洗浄モードがあるのでお手入れがびっくりするほどに楽。抽出されたコーヒーもしっかり美味しいです。デメリットを挙げるとすればフィルターを入れる場所が左開きなので置ける場所が少々限られることかも。あとはちょっとミルの音が大きいかも……。

ちなみに、コーン式ミルは安いコーヒーメーカーによく使われているプロペラ式ミルとは違い、豆の味をしっかり味わえるので、味にこだわりたい人にもおすすめ。豆を抽出豆の種類に合わせて高温帯と低温帯の2種類の抽出温度を選べるのも嬉しいポイントです。粉の細かさや豆を挽く速度も調整可能。

加えて、マグカップに直接抽出する「じかマグ」機能や、デカフェ専用コース、ミルのみモードなど、お好みに応じて楽しめる機能が充実しています。予約機能を使えば朝コーヒーの香りと共に起きることもできますし、保温もしてくれます。

パナソニック 全自動コーヒーメーカー

  • 豆から挽いて抽出する全自動コーヒーメーカー
  • デカフェ豆をコクのあるコーヒーにする専用コースあり
  • 2種類のフィルターと2種類のコースで4種類の味が選べる
  • 沸騰浄水でカルキを約90%カット
  • 煮詰まりを軽減する保温機能付き

パナソニック 全自動コーヒーメーカー NC-A57は、コーヒー豆の挽き目や抽出温度を自分の好みに合わせて調節できるすごいコーヒーメーカー。

沸騰浄水機能でお湯を沸かす前にカルキを取り除いたり、飲み頃温度を保つために煮詰まりを防いだりする機能もありめちゃくちゃ便利。ちなみにこちらもデカフェ豆をおいしく淹れられる専用のコースがあるので、カフェインが気になる方でも安心して飲めます。

豆から挽いて抽出する全自動のこだわりドリップで、本格的なコーヒーが手軽に楽しめます。2種類のフィルターと2種類のコースで、4種類の味が選べるのも魅力的です。スペシャルティコーヒーやアイスコーヒーなど色々なコーヒーを試してみたい方にもかなりおすすめです。デメリットとしてはちょっと「家電感」が強いところかも。

ただ口コミを確認しても香りや味に満足している人が多いので、コーヒー好きならかなりおすすめかも。

ツインバード 全自動コーヒーメーカー

  • 豆の風味を保つ低速ミルとシャワードリップを採用
  • 挽き具合と抽出温度を調整できる
  • コーヒー界のレジェンド・田口護氏監修で湯温83度推奨
  • スリムで滴りにくいガラスポット
  • 公式ストアで5年保証

特にコーヒー好きにおすすめの全自動コーヒーメーカーがこれ、ツインバード・CM-D457B。

このコーヒーメーカーは豆の風味を損なわない低速臼式フラットミルと、6方向からお湯を注ぐシャワードリップでプロのハンドドリップを再現してくれます。湯温は83度と90度の2段階に調整できるので、自分好みの温度で淹れられるのが特徴。挽き具合も粗・中・細の3段階に設定できるので、豆の種類や好みに合わせて変えられます。容量は3杯分なので、一人でも家族でも楽しめますね。ガラスポットは切れが良く滴りにくいという評判なので、カップに注ぐ時も安心です。

口コミではコーヒーの味や香りがとても美味しいという声が多く見られました 。ただし、抽出までに少し時間がかかるというデメリットも 。ちなみにタイマー機能もついていません。

どちらかというと「味にこだわりたいけれど、手軽に美味しいコーヒーを楽しみたい」人におすすめです。毎日手間暇かけることなくおいしいコーヒーを飲めるのは、QOL爆上がり間違いなし。

レコルト コーン式全自動コーヒーメーカー RCD-1

  • 豆と水を入れると全自動で挽きたてのコーヒーができる
  • コーン式ミルで挽き目や豆の量を調節できる
  • 抽出時間や水温も自動で最適化される
  • B5サイズのコンパクトな本体
  • クリーンモードで古いコーヒー粉を排出

レコルトの全自動コーヒーメーカーは、コーン式ミルを内蔵しているのが特徴。

豆と水をセットすると、豆の計量からドリップまで全自動で行います。挽き目や豆の量は5段階に調整できるので、様々なコーヒー豆や好みに合わせて抽出できます。こちらもタイマー機能が搭載されており、予約しておけば指定した時間にコーヒーができあがるのも嬉しいポイント。

一方で、水タンクの目盛が黒で見づらいことや豆を挽く音が大きいことなどが気になる点かも。

ちなみに本体はB5サイズとほぼ同じで、コンパクトでスタイリッシュなデザインです。水タンクやフィルターは取り外しやすく、クリーンモードで内部の古いコーヒー粉を排出できるのでお手入れも簡単です。

粉から抽出してくれるコーヒーメーカー

インスタントよりは美味しいコーヒーが飲みたいけれど、挽きたてにこだわるわけでもないな……という方にはこちらがおすすめ。予算も全自動のものより半額〜1/3程度で済む場合が多いです。

Toffy アロマドリップコーヒーメーカー K-CM5 

  • ノズルから抽出されたコーヒーがポット内のコーヒーを対流させることで、均一な濃さのコーヒーができあがる
  • 1度に5杯分のコーヒーが淹れられる
  • メッシュフィルターとガラスポットは水洗いOK
  • 保温プレートにより、抽出したコーヒーの保温が3分可能
  • マイルド、ミディアム、ストロングの3種類の味わいが選べる

見た目が最高に可愛いToffyのアロマドリップコーヒーメーカー。手軽に本格的なドリップコーヒーを楽しめるのが特徴。

コーヒー豆の挽き方やドリップの速度、温度などを自動で調整してくれるので、毎回一定の美味しさが保証されます。また、コンパクトでシンプルなデザインなので、キッチンに置いても邪魔になりません。粉から抽出するタイプで問題ないけれど、味にはこだわりたいなんて人におすすめです。

操作も簡単で、ボタン一つでコーヒーが淹れられます。朝の忙しい時間や休憩中に、香り高いドリップコーヒーを手軽に楽しみたい方におすすめの商品です。

Melitta(メリタ) オルフィプラス SKT52-3

  • 5杯サイズの理想的な抽出温度・時間のコーヒーメーカー
  • 冷めにくくて手入れ簡単なステンレスポット
  • 取り外し可能なリムーバブル・タンク
  • 浄水フィルター・しずく漏れ防止・オートオフ機能付き
  • 2021年12月発売の新製品で2色展開

メリタ オルフィプラスは、2021年12月に発売された新しいコーヒーメーカー。

5杯サイズで、コーヒーを理想的な温度と時間で抽出することが可能。冷めにくいステンレスポットや取り外し可能な水タンクなど、使いやすさや手入れのしやすさにもこだわっています。また浄水フィルターや蒸らし機能なども搭載しており、美味しいコーヒーが抽出できます。

口コミを見ると高評価が多め。コーヒーの味はシンプルでバランスがよく、セットや洗浄が簡単だという声が多いです。ただし、どうやら豆の酸味や香りが弱いと感じる方もいるようです。また、電源スイッチが固いという不満もちらほら……。

ただ、タンクの取り外しもできてお手入れも簡単ですし、手軽に本格的なコーヒーを楽しみたい方におすすめのコーヒーメーカーです。ホワイトとブラックの2色があります。メリタの長年の研究と技術が詰まった一品です。1万円を切ってるのも嬉しい。

レコルト レインドリップコーヒーメーカー RDC-1

  • 上部12か所のドリップ口からお湯が雨のように降りそそいでコーヒーを抽出
  • 抽出ムラがおきにくく、コーヒーのアロマも楽しめる
  • フィルターホルダーはドリッパーとしても使える2Way仕様
  • ウォータータンクなどのパーツは独立して洗える
  • 20分間経過すると電源がOFFになるオートオフ機能付き

レコルト レインドリップコーヒーメーカー RDC-1は、上部12か所のドリップ口からお湯が雨のように降りそそいでコーヒーを抽出するコーヒーメーカー。

抽出ムラがおきにくく、コーヒーのアロマも楽しめるという特徴があります。また、フィルターホルダーはドリッパーとしても使える2Way仕様で、タンクが外せるので手入れも簡単。電源は20分間経過すると自動オフになるので、よく家電をつけっぱなしにしてしまう人でも安心です。

このコーヒーメーカーの口コミを見ると、おしゃれでシンプルなデザインや、ハンドドリップに近い味わいが気に入っている人が多いようです。一方で、水量調節ができなかったりドリップ時間が長いことが若干デメリットかも。また、紙フィルターのサイズが一般的ではないので、購入する際に注意が必要です。

デザインもおしゃれな上にハンドドリップに近い味わいが魅力的ですが、水量調節やドリップ時間などには個人差があるかもしれません。紙フィルターのサイズも確認しておくと良いでしょう。

まとめ:自分の好みや求めている機能を明確にする

失敗しないコーヒーメーカー選びをするために、まずは自分のニーズや好みを明確にするのが第一歩です。

自分の譲れないポイントや買ってはいけないコーヒーメーカーの特徴をしっかり把握し、手入れのしやすさや抽出温度などの機能面もしっかり調べると失敗しにくいです。そして、お手入れが簡単で豆本来の味を楽しめる機種を選ぶことが、朝のコーヒータイムをもっと快適にする秘訣だと思います。色々悩んで結果カフェばこProを購入した私ですが、本当にこれを実感しています。

今回ご紹介したポイントを参考に、あなたにぴったりなコーヒーメーカーを見つけて、毎日のコーヒーをもっと楽しく美味しく楽しんでくださいね。失敗しない選び方で、素晴らしいコーヒーライフが待っていますよ!

目次